2016年12月5日月曜日

真清田神社の神体石と覚王山日泰寺の真清田弘法

所在地


真清田神社・・・愛知県一宮市真清田1丁目2-1
真清田弘法・・・愛知県名古屋市千種区法王町1丁目1 覚王山日泰寺境内

出典

遠山正雄 「尾張地方のイハクラに就いて」 『愛知教育』第551号 1933年
遠山正雄 「愛知県一ノ宮国幣中社真清田神社本殿の後方にありしもの」 『皇学』第3巻第3号 1935年
森徳一郎「郷土史談(三二) 真清田神宝流出記(5) 十六 龍神石」『一宮市公報』No.180~No.181 1935年
森徳一郎  『真清田神社江戸時代の神宝と流出』 (一宮史談会叢書8) 一宮史談会 1964年
真清田神社史編纂委員会編  『真清田神社史』 『同資料編』 1995年
真清田神社造営奉賛会編・発行 『真清田神社復興造営誌』 1969年
小池昭 『民俗・習俗を科学する―カミ・神・神社とその周辺―』(小池昭著作集 一) 2000年
山口恵三 『尾張一の宮私考―真清田神社七不思議―』(一宮史談会叢書21) 一宮史談会 1995年
チェリーさん・酔石亭主さん・管理人MURYによる当サイト掲示板への投稿 (2013年9月12日~2014年5月8日)
現地看板

2016年12月1日木曜日

平津豊『イワクラ学初級編』(2016年)書評

イワクラ(磐座)についての最新書となるので即購入しました。


著者の平津豊氏は、イワクラ(磐座)学会理事です。

正式な書籍タイトルは『ギザの大ピラミッド、ナスカの地上絵より精緻!地球最古の先駆け文明【イワクラ学初級編】縄文の壮大なる巨石モニュメント』(ともはつよし社、2016年11月刊)

長い(笑)
平津氏のブログ(10/30記事)を見ると、キャッチコピーは出版社がつけたそうですが、書誌情報泣かせですね。

ブログに先行公開されていた下の目次に惹かれました。
  • 「磐座」という言葉
  • 「磐境」・「神籬」という言葉
  • 「神奈備」という言葉
  • 「石神」という言葉
  • 「磐座」の分類
  • イワクラ(磐座)学会の定義
イワクラ(磐座)学会の最新定義も気になっていたので、この本で私自身のイワクラに対する考えもアップデートしておきたいと思いました。

2016年11月28日月曜日

『日本の石の民俗』全六巻(明玄書房)

堀田吉雄・橋本鉄男・印南敏秀・小谷方明・酒向伸行・鹿谷勲・吉川寿洋『近畿地方の石の民俗』(明玄書房、1987年)を購入。


200ページ弱で、そこまで分厚い本ではありません。


県別に、各県の専門家が石の民俗を執筆しています。

民俗事例ごとに項目を分けて書いています。
写真の目次を見るとすごそうに見えますが、そこまで一例一例の詳細は書いていません。
民俗調査報告書のように、研究に引用できるほどの詳細さはありません。
そういう場所もあるのか、と事例リストに入れるにはじゅうぶん。その事例を知る手始めの書ですね。

あと、所在地などがはっきり書いていないことが多く、情報検索性は正直低い。
昔の文献によくある、各事例を筆の進むままに書き連ねていく内容です。

でも、正直、この本でまだまだ知らない事例に出会いました。感謝以外の何物でもありません。

そもそも、こんな本が刊行されていたことを知れたのが嬉しかったです。
石の文献を探して15年強。
もう石の民俗事例集は出尽くしたと思っていました。
まだ出会えますね。


『日本の石の民俗』全六巻のシリーズの1つでした。地方別に巻が分かれています。
近畿地方で4800円。全巻だと31800円・・・。
どうしようかな(笑)


2016年11月25日金曜日

乳岩(岐阜県関市)



所在地:岐阜県関市下之保轡野


車1台がやっと通り抜けられる車幅の峠道沿いにある

乳岩
「乳岩」「乳岩さま」と呼ばれる鍾乳石があり、乳岩神社としてまつられる

乳岩
鍾乳石の乳岩

乳岩からは常時雫が滴り落ちており、それを受ける容器にはなみなみと水がたたえられている。
水からは乳の甘い匂いがするといい、乳の出が悪い人や、乳の出すぎる人にとってもご利益のある霊水という。後年には、癌封じにも霊験ありといわれるようになった。

傍らには柄杓があり、霊水をすくえるようになっている。
願いが叶った暁には、布きれを作って奉納するしきたりがあったという。

乳を求めた赤ん坊が、この乳岩の水を飲んで泣き止んだという地元の伝説が残っている(詳細は参考文献参照)

■参考文献
NPO法人日本平成村 武儀のむかし話伝説ロマンウォークの会 『武儀のむかし話伝説ロマンウォーク 下之保轡野コース』(発行年不明)

2016年11月22日火曜日

日本人も日本の巨石に熱い視線を注いでほしいですね

海外には奇想天外な巨石がたくさんあると私は思うのですが、海外の人から見ても、日本の巨石や石造物には何か惹きつける魅力があるのでしょうか。







見ていると、古墳の石室など人工的な造形や、周囲の景色とのギャップに目が止まった感じ。
私も負けずに、造形的におっ?と思ったコレクションを貼ります。


岩室稲荷神社奥の院

五枚岩

2016年11月16日水曜日

「岩石信仰と歴史観」授業後コメント


「歴史観の形成」の授業後、100を越すたくさんの感想をいただきました。

いずれも熱いコメントばかりでした。ありがとうございます。
学ぶこと、研究することに対する、皆さんのはちきれんばかりの知的好奇心を感じられました。

皆さんのこれからの研究活動に、岩石信仰の世界や視点が加味されることを願います。

思う人10000人、始める人100人、続ける人1人といいます。

今回の講義は100人の方が聞いてくれたので、1人でも岩石信仰研究を始めてくれたらラッキー中のラッキーと思いたいです。

すべてのコメントを載せることはできないので、一部をご紹介したいと思います。

 
 あなたの人生観を考え直すきっかけを与えられたのなら、こんなにうれしいことはありません。

ぜひ、みんなが注目していないことに注目してみてください。

 
 人生一度しかないですから・・・。あなたの好きなことをを後押しできていたら良いです。